Alice In Wonderland
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修理日報

吸気ポート清掃

北海道旅行前にオイル交換をしてから,はや6000kmを走行している事に気が付いた.
(というか北海道だけで4000KmOverだもんね)
という事で,オイル交換を行う前に,以前スロットルボディーをO/Hした時に
時間が無くて先送りにした,吸気ポート内部の清掃およびシリンダー内カーボン落しを
実行する事にした.

今回使用したのはSoft99のキャブジェットというエンジンコンディショナー.
もともとSoft99からはキャブレタークリーナーという名前でコンディショナーが出ていたが,
これの改良新製品らしい.
ちゃんとアンモニアの臭いもするし,性能的には問題なさそうである.

まずは吸気ポートが顔を出す所までばらす.
これは前回のスロットルボディーO/Hで行っているので,特に問題は無し.
ただ,ばらしている最中で,ISCVのビスが緩んでいるのを発見(^^;;
というか,これ,仮止めだけで,本締め忘れてるわ...
危ない危ない.

吸気ポートが顔を出した所で,ライトを当てて中を覗いてみると...
ありゃ?
前に見た時より奇麗になってるー
北海道で1日ごとにインジェクターの傾きを左右に振り替えて
吸気ポートにまんべんなくガソリン噴射が当たるようにした成果かなぁ...
などと勝手に考えながらも,まだ奥の方が汚いので,クリーナーを噴射.

4汽筒のうち1汽筒は必ずバルブが開いている状態なので,
その汽筒にガンガンクリーナーを吹きかけると,吸気ポートの汚れが
全部シリンダー内に落ちてしまうので,とりあえず開いているポートは
先送りにして,3汽筒だけお掃除し,
ジャッキアップして5速に入れてタイヤを手で回し
いままで開いていたポートが閉じた所でその汽筒を掃除してあげた.
なかなか奥が深いので指も届かず,完全に奇麗には出来なかったが,
それでも開始当初に比べれば圧倒的に奇麗になったってかんじ.
これなら,壁面流の汽筒間ばらつきも少なくなるだろう.
よかよか

ついでに外したスロットルボディーを覗いてみるとぉ...
うーん,,,このあいだ奇麗にしたばっかりなのになぁ.
なんとなくバタフライ周辺が黒ずんで汚れている.
特に3番,4番汽筒のインマニが汚い.何でだろう???
ちなみに1番汽筒のスロットルボディーには,茶色いオイルが
若干飛散して着いた後があるのだが...
この前入れたオートバックスプライベートブランドの5w-50は
元々真っ黒なオイルなので,茶色いオイルが着いているのが不思議である.
ううーむ

まー悩んでいても仕方ないのでとりあえずスロットルボディーを
ふきふきお掃除.今回はこいつにはコンディショナーは使用しなかった.
ちなみにスロットルボディーのバランス調整は,
確認した所ほとんどずれていなかったので,そのままにした.

4つの吸気ポートの掃除も終了した所で,今度はプラグ穴から
燃焼室内にエンジンコンディショナーを吹き付ける.
面白い事に,下まで下がっているシリンダーは,コンディショナーが
いつまでたっても燃焼室に溜まっており,他のシリンダーは
しばらくすると腰下に漏れてしまうのか,だんだん地肌が見えてくる.
やはり下の方が狭いんだなーなどと感動していたが,
よくよく考えてみたら,2汽筒は下に居るはずだよなぁ...
1汽筒だけだったぞー???変なのー...

気の短いおいらとしては,ここですぐにプラグを締めて
エンジン始動してしまう所なのだが,
以前AMで読んだケミカルベンチマークによると,19時間ほおっておくと
かなり硬いカーボンも分解してくれるような事が書いてあったので
ぐっと我慢して,次の日の朝まで付け置く事にする.
一応そのまえに,プラグを点検.ギャップ調整&清掃をして,取り付ける.
さすがにプラグ穴開けっ放しで小雨の中1日置いておくのは心配だし...

という事で,次の日の朝,とりあえずインジェクターのコネクターを外して
モータリング.
油圧警告燈が消えたのを見計らって,インジェクターのコネクターを取り付け,
エンジン始動!と同時にマフラーからカーボンの燃える白煙が立ち込め,
燃焼室のカーボンが燃えているのが確認された.

まーはっきり言って,吸気ポートの清掃をしたくらいじゃー
乗り心地なんてほとんど変わらないんだけどね.
自己満足って奴っすよ.がはははは

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